ファントムグリードを偏りレビュー

18年1月22日サービス終了

一般アプリゲーではポピュラーだが、DMM美少女ゲームとしては珍しく少数である7人のヒロインキャラクター固定型であるPCブラウザゲーム「ファントムグリード」のレビューあるいはシステム解説。

みたいな事で事前や本登録を集めようとしていたる今作だが
(筆者は何も当たらなかった)

第一印象としては(アカン)と思っていたのだが
暫くプレイしてみるとなかなかどうして・・・

制作は株式会社グリフォン。現在は「アイドルうぉーず」もサービス中。

 

総評点 60/100
シナリオ☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆★
システム☆☆
時間の取られなさ☆☆☆?
主人公の存在感☆☆☆

結構アリ。割とお勧めできるタイトル。―――美少女ゲームはシナリオこそ、という人には。
ただ長続きするゲームではないような・・・

とは思っていたがまさかの初イベント前に終了。

ファントムグリード | オンラインゲーム DMM GAMES
ファントムグリードの公式トップページです。これは7人の美少女が描く希望の物語である女神によって夢の世界へと招かれた、貴方と7人の美少女たち。神々しさ皆無の女神は、出会うなりこう言い放った「この世界を救いなさい! そうすれば、あんたたちの夢を叶えてあげるわ!」…

Chrome推奨。ハードウェアアクセラレーション使用で軽くなる。
FirefoxとIronだとどう足掻いても重かったり軽かったり。

起動は非常に早く、ホーム画面まで5秒掛からないレベル。ゲーム中でもレスポンスは非常に良好でストレスを感じさせず、素晴らしい。戻るボタンが左上の固定のみなのは少々面倒だが。ただ筆者の環境ではAVGパートで二人表示されると重く、三人になるとガタガタになってしまう。

ゲーム内容としては―――基本的には昔懐かしポチゲー。サービスちょいでオート、レイドスキップ機能が追加されたので多少進化したけれど。レイドとアリーナ(疑似対人)がゲーム部分としてはメインとなっている。か?ただ、この作品ではあくまでもストーリー、シナリオがメインだ。


シナリオとか

基本的には汎用ボイスで展開される。オート含めメッセージ速度設定が無いとかSKIPはあるが早送りは無いので、いつか追加されないだろうか。

ストーリー・シナリオは「良」を付けられる。テキスト力は低くなく、主人公にセリフがないのは難点だが、地の文をヘタには使っておらず描写は良好、意思も感じられ、軸としての役割を果たせている。
ストーリーも、世界を救う的なお題目をメインとせず、各キャラ個人の思惑が大きいのも〇。

キャラエピソードでは、今だとなろうを彷彿とさせる「Side」を使う事も。
つまり各キャラ視点で、心理描写もある。やはりここで主人公に絵もセリフもないのが難点だが。


現在は各キャラ、チャプター1の4までだが、続々追加予定。
総合的に文量は十分あり、内容も悪くない。共同生活型なのもあって良好。

キャラエピソードを開放するには「キズナLv」を上げる必要がありつまりはこのためのアリーナ、と言う事。

貢献ポイントで特に差は無いので、参加してちょいっとするだけで大丈夫だ。モルちゃんのアリーナ講座が動画であるので、ダメージを競うシステムとだけ。

アリーナに参戦するには
1日5回開催されるアリーナ のうち、2回までエントリーできます
幹部権限者 がエントリー時間を変更できます

◆アリーナ開催時間について
アリーナの開催時間は下記となります
・12:00:00 ~ 12:29:59
・20:00:00 ~ 20:29:59
・21:00:00 ~ 21:29:59
・22:00:00 ~ 22:29:59
・23:00:00 ~ 23:29:59

◆アリーナに参戦できない場合
・プレイヤーは1日2回までしか参戦できません
・ユニオン ごとに1日2回までしか参戦できません

※既に1日2回エントリーしたアリーナが開催されている場合は、新しいユニオンを作ったり、他ユニオンへ移動しても、新しいユニオンでのアリーナにその日は参戦できません

キャラエピソードではメインストーリーを読んでからがいいとも言われるのだが珍しいことにメインクエストを一定以上進めたらシナリオが挟まれるのではなく「エピソードキー」なるもので解放する必要がある。これはログイン、イベント等で手に入るので特に問題は無い。いっぺんには読めないが、まあ気長に。

作中設定的に、主人公との性的接触が濃厚になるほど少女達は強くなる訳だがサービス当初のキズナLv最大のエピソードでも、まだ本番までいかないらしい。
基本無料のオンラインゲームとしてはどうかと思うが、そこを考えなければ段階を踏んでいると言う事であり、むしろ好感が持てる。(実際の処は、ストーリー展開上そうせざるを得なかったと捉えるべきか)

ちなみにメインストーリーにも多数組み込まれている、イベントCG中では

フルボイスとなる。

◆エピソードの更新頻度について
エピソードは12月より、毎週木曜日に更新となります
エピソードの更新は「メインストーリー」「キャラクターエピソード」のどちらかを予定しています

 ◆夢少女とのハーレムシーンについて
キャラクターエピソード内では、夢少女とのハーレムシーンが存在します
各章につき、必ず1つハーレムシーンが存在します
※ハーレムシーンは、「ファントムグリード X」でのみお楽しみいただけます

◆キャラクターエピソード解放条件について
キャラクターエピソードは下記を行い「夢の結晶」を集めることで解放することができます

・夢少女をパートナーにしてクエスト内に出現する「ステージボス」を倒す
・夢少女をパートナーにしてアリーナに参戦する

また、「悪夢クエスト」のステージボスを倒すことで
通常より多くの夢の結晶を獲得することができますので、ぜひご利用ください


バトルとガチャとか

クエストでは、ポチゲーらしくステージボス以外は一蹴する。

戦闘参加キャラは、シナリオ中と違い、パートナー設定したキャラのみ。
パートナーにデッキをセットするタイプなのだが、オススメデッキを選択していると、リアルタイムで編成を更新してくれるニクいシステムを搭載している。

そのカードのガチャ排出率に関してはこんな感じで―――

こう。ちなみにこのカード。Amebaでサービスし、16年9月30日に終了した
「天空のクリスタリア」からの流用だ。(全部かは不明)
このファントムグリードの制作である、株式会社グリフォン(GRIPHONE, Inc.)は、サイバーエージェントとグリーが設立した合弁会社。なので、だろう。

SSR以上はRシーンも存在するのだが、その為絵描いてる人は別人とか。
レアリティは、本家でSRだったのがSSRになってたり一致はしていない。

そういった性質を持っているので、作中のカードシステムの設定も考えると
メインキャラの今後の新規物ははたしてどうなっているのか・・・?

イベント待ち。・・・告知だけはあったが、開催されずにサービス終了


スタッフ公開メインキャラのボイスのみ?
ボイス概ね汎用ボイス
主人公絵無し
地の文あり
サービス終了度その内追記。集金体制に不安が残る

このテキスト力なら、主人公にしっかり設定やセリフがあったら70点は堅かったのだが。


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