ゼロ年代を彷彿とする?「アートワール魔法学園の乙女たち」レビュー DMMGAMES

作品性はと言うと、ど直球の「ファンタジー学園美少女ゲーム」だ。雰囲気としてはなるほど評判通り
90年台後半~ゼロ年代の美少女ゲームらしい性質を持っている気がする18年10月22日正式サービスの今作
「アートワール魔術学園の乙女たち」のレビュー或いはシステム紹介ないしただの感想。

総評 とりあえず73点
シナリオ
文量
☆☆☆☆
☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆★
主人公の存在感☆☆☆★
システム☆☆☆☆★
UI☆☆☆☆
軽快度☆☆☆☆☆
非・拘束時間☆☆☆☆☆☆
低スペック度☆☆☆☆☆☆

トップクラスに軽く早いので不満を持つ人はまあ居ない手軽にプレイできるゲー無。UIは特に問題無いのだが、作品性を思うと右クリックを活用したくなる…

ストーリーの性質はパッケージゲームに近く、それらのレビューは個別ルートまで踏み込むのが普通だが
この記事では(能力不足により)行わない不十分レビュー。

ツイッター:https://twitter.com/Artwhirl_game

開発:運営とかは株式会社tencross(テンクロス)

株式会社テンクロス
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一般的なブラウザゲームとはかなり異なるシステムを採用しているストーリーRPGの今作。

上記画像通り、ガチャのおまけ(とログインボーナスやイベントクリアなど)で手に入る「超絆P」を使いキャラを入手するシステムであり、入手すると最後まで個別ストーリーを読む事が出来る。読み専にとっては「どの難度バトルでもストーリー開放進度は変わらない」のでキャラクター強化は最低限で十分だ。(10倍速があるので誤差)


▲さらに4倍消費もあるので拘束時間は極わずかとなっている。

イベントに必要なイベPも同じく毎日ログインだけで補充されて行くので、基本は20秒位内に終わるログインだけしておいて、気が向いたらプレイでいい手軽さ。

一応イベントにはランキングもあり、上位者は表彰もされるが基本それ位だし、超絆P等が入手できるイベントミッションも、イベントバトルに○回挑戦する、またはイベントバトルで手に入る(難度毎に僅かに入手数が増える)チケットで引くガチャを○回引く、なので育てる必要が無い。

しばらく続けているとPが余るとは言え頑張っても特に特典もないので、バトルコンテンツは課金者の娯楽・せっかくだから、と言った印象。


▲未上限上げだとこの程度(14558位中 02/08)

では集金体制はと言うと―――当初は基本ストーリー登場キャラを全て放出したあと期間限定の、高い超絆P要するキャラクターを実装して行き、これを基本とする―――かと思ったら。

すぐに必要Pを半分以下に値下げし、レベル上限を上げすぎない限りログインやイベント、未プレイ部分攻略報酬で十分に。結局の所どうなってるかと言うと。

パネルとはつまりホーム画面にあるボードに乗せる以外の用途がない物。
よく、一枚の絵に数千数万云々、と言うソーシャルゲームに対するお決まりの的外れ批判がある訳だが、この作品はまさにその、絵を「売り物」としているゲームと言えるかもしれない。実際の所はお布施・カンパ・おひねり、の面が強いか。そう銘打ったりする位だし。

なのでメインコンテンツを楽しむだけなら無課金で何ら問題がない。
その手軽さゆえかプレイ人口は割と多く、案外とこの売り方でも今の所ランキングは低くはない状態。

現在では専用シーン等を含んだ物も導入されており、お得感と共に作品としての質も向上している。
また「ホジョチケ」等も実装し、無課金でもどうにかする事が出来るようになっている。

 


当のメインコンテンツである、ストーリーのシナリオ文量はオート進行にてボイス込(OFF速度不可)で基本ストーリーは3時間、ヒロインストーリーは2時間前後。キャラ数が多い分、分散し個別にはパッケージゲームと比べると流石に短いが、サービス開始3ヶ月時点で40時間位のボリュームがあり上々。

新担当キャラの追加は隔週(現在は年に何度か)、イベントストーリーも月1~2回あり、他ヒロインがまともに出なくなる事と文量を合わせてキャラクター描写としては十二分、ちゃんと各描写もあり良好。

ただ基本ストーリーは今後更新しなそうな方針の様(に思えたが2周年以降追加されるようになった)、一見ハーレムになりそうな設定ではあるが

恋人になるまでを描く各ヒロインストーリーは完全に分岐しており、イベント内容も基本的に各ヒロスト後の話なので、そうなる事は無い雰囲気。(と思いきや最近はそうなっている)加えて世界と主人公が↓な感じなので、やや展開に物足りなさを感じなくもないか。

なので、こぢんまりした「らしい」作品となっている。±どちらの意味でも。(と思いきやいつの間にやらハーレム状態になっていたり、2周年を機に4章が追加された)

・CG数は各ルート2枚・イベント1枚+Rシーン1回、1枚
・新ヒロインストーリーでは一部キャラが(収録の都合で)無音の時期がある
・一般版は「Hシーン」が全て「オマケ」に変わり完全に別のシナリオになる
・イラストレーターによっては↓の様に(※R18要素以外)になっている


スタッフ公開有り有り(※無し)
ボイス概ねフルボイス
主人公絵体だけ
地の文十二分
サービス継続度悪くはない

他の要素は語るまでもないのでカット。そんな感じなので、機会があればプレイする、ぐらいの気持ちでデイリーミッションついでにログインだけしておくのも手。

あとは、こじんまりしたファンタジー学園美少女ゲーム、が合うかどうか次第。

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